観光で賑わう京都に人がいない。
繁華街のお店もシャッターが閉まり、休業や閉店のお店が目立ち、
夜になると営業していたお店も早く店じまいする状況です。
タクシーでどこを走ってもお客さんはおらず、
タクシー乗り場で待機しても早くて1時間待ち、長かったら2時間半とか、
結局、あきらめてまた、流し始めるという状態になっています。
最近は、1日に3件とか5件とかの悲惨な結果が続いています。
むなしくなります。バイトした方が稼げます。
こんなことは、なかなか体験できないことです。
観光シーズンになると人がてんこ盛りになり、
タクシーを止めるのに早い者勝ちで奪い合いになったり、
タクシー乗り場で人が行列をなして待っていたりという経験があると
今の景色は、とても考え得られないことです。
めったにないことを体験できていると思います。
今しか経験できないことをリアルで体験できているのは感謝です。
これはすごいことだと思います。
このことは、将来の笑い話にしたいものだ。
「一番つらかったあの頃が、一番懐かしい」と言えるようになりたい。
そして、
いつもは1日に何十人と乗ってくださるお客さんが1日に数人という状況が続くと、
わざわざ乗ってくださるお客さんがとてもありがたく感謝の思いが募ってきます。
貴重なお客さんありがとう!
ただ、「どうせ、今日もほとんどお客さんはいないだろう」という思いが先にきて、
最初から気持ち的にコロナに負けている自分に気付きます。
コロナ感染防止のためにも気持ちだけはコロナに負けないようにしたいものです。
気持ちが下がると、免疫力も下がってしまいます。
「必ず、タクシーを必要としている人がいるので、その人のために走ろう」と気持ちを切り替えています。
が、歩合制の給料なので売り上げが少ないと複雑な思いです。
「大丈夫、(経済だけで)死ぬわけじゃない」とつぶやく。
コロナ感染が原因で死ぬリスクはあるが。。
でも、自分の免疫力がコロナに負けたらそこが自分の寿命だったとあきらめよう。
ガンが再発しても、そこが寿命。。
経済より命を優先したら、タクシーに乗らずに、家に籠って副業に専念した方がいいのだが、
有給も残り少ないので、もうしばらくは、体調管理しながら長期戦となるコロナとの戦いに挑戦します。
最悪を想定し、最善を尽くそう!!