「地の運」とは地球・万物が与えてくれる恵みです
環境は、私たちに強い影響を与えています。
美しい花や景色の中では、だれもが優しくなれます。
人の心を変えるのは、とっても難しいことなのに、
万物は簡単に変えてしまいます。
これが万物のパワーです。
方位にも運気があり、方位のエネルギーには即効性があります。
地の運は、地球・環境・万物がすべての人に与えてくれる恵みです。
この恵みを受け取ることで、様々な運気を補うことができます。
私たちは万物があるから、生きていけます。
まず大切な事は、万物を大切にするということです。
服を片付けるとき、服に「ありがとう」と言って片付けます。
壊れてしまって処分する場合も「ありがとう」といって処分します。
なんといっても、万物への感謝の心が地運を引き寄せます。
万物は、人が正しく活用すると、人にとって良い働きをします。
しかし、間違った扱い方をすると、人にとって悪い働きをします。
正しく活用することが大切です。
風水や方位学は“氣”というエネルギーを活用する方法です
風水や方位といった運命学は、食養のように目に見えないので、
誤解されやすいのですが、食養と同じ、万物の恵みを活かす学問です。
確かに、食養の多くは、現代科学で根拠を明らかにしています。
風水や方位の運気は、現代科学では根拠を示せません。
ですから、神秘的にとらえられたり、怪しまれたりしています。
でも、食養も、昔は「体感」「体験」から用いていたもので、
科学的な根拠なんて示せなかったんです。
それでも、効果があったから、使ってきたんですよね。
風水や方位も同じです。
今はまだ、科学的に根拠を明らかにできていないだけです。
遠くない将来、きっと「運気」というエネルギーも科学的に解明される時が来ます。
風水や方位学は、占いではないのです。
宇宙や地球が持つ“氣”というエネルギーを活用する方法なんです。
それは、植物がもつ素晴らしさを活用するのと同じことです。
目に見えているか、見えていないかの違いです。
風水や方位を活かす事で、人生に追い風が吹くようになります。
自分が望む人生を応援してくれるように、風水や方位を活用する事が大切なんです。
風水を活用する
ここでは、住いの風水をご紹介します。
大地に気が流れているように、住いの中にも気が流れています。
その気の動きが活発なところもあれば、静かなところもあります。
気の動きが活発な部屋は、活動的なことをするのによく、
気の動きが静かな部屋は、寝室などには良いのです。
このような間取りであれば、住む人を応援する追い風住宅となりますが、
逆の間取りであれば、住む人にストレスを与える逆風住宅となります。
気の流れは、間取りによって違いますので、一概には言えないのですが、
基本としては、玄関に近いところは気が活発で、奥の部屋は気が静かになりやすい
傾向があります。
また、部屋のレイアウトも重要です。
リビングやダイニングは、どちらかといえば、活発な雰囲気にするのがよく、
寝室は、静かな雰囲気にします。
例えば、リビングのカーテンは、動きのある絵柄のものや明るい色でOKですが、
寝室の場合は、どちらかといえば無地に近く、落ち着いた色がいいのです。
夫婦仲を良くしたいのであれば、家の中に「ペアー物」を増やします。
まずは、お茶碗やコーヒーカップなどをペアーでそろえます。
もちろん、仲良く並べて、見えるところに置きます。
ペアーのクマのぬいぐるみとか、とにかく、仲のいい雰囲気のペアーでレイアウト
するんです。
すると、住いが2人の仲を応援してくれます。
子供に勉強をさせたいなら、玄関を入ったら、視界の端あたりに、
たとえば、読書をしているクマさんのぬいぐるみなんかを置きます。
視界の中に入る必要がありますが、視界の焦点ではなく、周辺に入るのが効果的です。
玄関から入ってすぐ目に付くものは、潜在意識に刷り込まれる傾向があるんです。
大切な間取りの運勢をご紹介します。
玄関は、大地の生気が家の中に入ってくる場所です。
風水では、最優先に看ていく大切な場所です。
ここが狭いと、気が入ってきにくく、運気はダウンしてしまいます。
特に、対人関係に影響があります。
財運、健康運、恋愛運などに関係します。
とにかく、スッキリとキレイにしましょう。
不要なものを置かないことです。
靴はシューズボックスにいれましょう。
玄関の鏡は注意が必要です。正面の鏡はNGです。
正面にある場合は、移動するか、それが無理なら、
観葉植物を置いたり、ポスターと貼ったりとか、
センス良く何かで隠してください。
台所(食)は、豊かさを象徴します。
台所は、財運や仕事運に関係します。
いつもキレイし、掃除し、整理整頓しましょう。
ずいぶん前に賞味期限の切れた使いきりタイプのマヨネーズとか、
調味料とか、干物とかが、冷蔵庫の奥や引き出しの中などに、ありませんか?
見えるところだけをきれいにしても、十分ではありません。
見えないところまで、きれいにしましょう。
財運は、台所だけでなく、玄関・トイレも強く関係しています。
トイレの位置は重要です。
トイレは、気が流れていくところです。
悪いといわれても、そう簡単には変えられませんよね。
ですから、とにかく、キレイにするしかありません。
基本的には、毎日、掃除して下さい。
できれば、備長炭などを置いてくださいね。
空気をキレイにするだけでなく、気もキレイにしてくれます。
寝室は、健康運・子宝運に関係しています。
寝る向きや枕の位置などは、とても重要です。
休息の場所ですから、休みやすい、落ち着いた雰囲気にすることが
ポイントです。
夫婦の寝室は、夫婦仲にも強く影響を与えます。
リビングは、家族の絆をつくる大切な場所です。
各個人の部屋にいるよりも、リビングにいたくなるような雰囲気が大切です。
また、家族が自然と集うように、工夫することも大切です。
楽しく、明るい雰囲気がいいですね。
リビングは家の真中にあって、家族全員の動線の中にあるのがいいですね。
神棚・仏壇は、家族の精神状態を表します。
神棚や仏壇の位置を間違えると、いろんな現象がでることがありますので、
注意が必要です。
方位や向きを判断する場合は、キチンと方位をはかって、鑑定する必要があります。
方位を活用する
方位の力は即効性があります。
積極的な開運法として、良く用いられます。
大きくは、引越しをするときに、方位を合わせて移動すると、強い開運効果を得る
ことができると言われています。
この場合は「年の方位」「月の方位」を使います。
しかし、開運のために引越しをするということは、あまり現実的ではないですよね。
徒歩移動やドライブなどで、方位の運気を取り入れる方法があります。
この場合の方位は「日の方位」を使います。
この場合、2時間かけて移動して、その場所に2時間以上留まる必要があります。
2時間かけて移動とは、徒歩でも2時間だし、車でも2時間で
移動先も、できれば風水的に良い場所が理想的です。
そうすると、これも実践するのは、なかなか難しいです。
効果は小さいのですが「時の方位」を使う方法もあります。
毎日10分から30分程度の散歩でOKという簡単さがありますが、
効力が小さいので、毎日継続することがポイントとなってきます。
散歩の習慣をつければ、健康にもプラスですが、
これも実践するのは、なかなか難しいですね。
ここでは、自分が移動する必要のある方法ではなく、風水的な方法をご紹介します。
家の中に「良い運気」を入れる、という方法です。
これは難しくありません。簡単です。
方法をご説明します。
まず、玄関や窓がどの方位を向いているかを調べます。
「向き」ですから、その場に立って、どちらを向いているかを調べればいいんです。
方位磁石を使ってもいいのですが、これが以外と難しいんです。
というのも、ちょっとした電磁波などで、方位が正しく示さないからなんです。
住宅地図から方位を調べる、という方法もあります。
北方位が記されていますから、そこから調べるわけです。
つぎに、その玄関や窓の方位が、吉方位となった日に、ドアや窓を開けます。
それだけです。
吉のエネルギーが窓の方位からやってくる日は、積極的に「気」を取り組む意識を
明確にして、窓を開けます。
そして、気をシッカリと家の中に入れ込むのです。
方位の吉凶は、移り変わります。“時”と関わっているのです。
毎日、吉方位が変ります。
朝、窓開けて空気を入れ替えるのは、方位の吉凶に関係なく、すがすがしいものですから、
ぜひ、方位も少し意識して、窓を開けてみて下さい。
毎日の吉方位は、移動方位にも使えますので、時間があるときなどは、
2時間ぐらい移動して、2時間その場に滞在して、それから帰ってくれば、
方位のエネルギーを、たくさんチャージすることができます。
いかがでしたか?
万物は、私たちにたくさんの恵みを与えてくれています。
それを感謝して受け取る事で、人生に追い風を吹かせることができるのです。
そして、
万物は、相手を選ばす、誰にでも、平等に恵みを与えてくれます。
まるで、神様のようですね。
「地の運」を受けとる秘訣は、万物を愛し、万物に感謝することです。
そして、
その万物を生み出した宇宙の根源、それを東洋では「天」といいますが、
天を愛し、天に感謝することです。