「運」をウィキペディアで調べると、
運(うん)とは、その人の意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指す。
運が良い(幸運・好運)とは到底実現しそうもないことを、偶然実現させてしまうことなどを指す。
運が悪い(不運・悲運)とは、楽しみにしていた旅行の当日に、発病してしまうことなどを指す。
とあります。
古今東西を通じて、多くの人が「運」とは何か?の答えを求めてきました。
人生に目に見えない力を及ぼし、人生の幸不幸を左右する「運」とは何なのか?
生きていれば誰でも、「運」について考えることはあるでしょう。
特に、人生に影響を与えるような「運が良かったこと」や「運が悪かったこと」を体験すると
「運」について考えざるを得ないでしょう。
東洋運命学の基本的な考え方では、人も自然も宇宙の法則に従って存在していると考えます。
ですので、この宇宙の法則に従って生きると幸運に恵まれ発展し、法則に逆らうと
不運にみまわれて衰退すると考えられてきました。
まずは、天地自然の法則によって私達は生かされているということを自覚することが大切だと思います。
そして、この宇宙の法則を理解して法則に従って生きることが幸運を引き寄せることにつながるということです。
逆に、上手くいかない・不幸せだということであれば、自分の人生が宇宙の法則からズレているのではないか?と
自問し、見つめ直すことで軌道修正ができるのではないかと思います。
また、東洋思想では目に見えない「運」は、目に見える「相」になって表れると考えます。
目に見えない「運」は、目に見える顔や手、名前、印鑑、表札、家、お墓など日頃の生活の中で
かかわるところで「相」となって表れます。
顔は人相として、手は手相として、名前は名相として、印鑑は印相として、家は家相として、
お墓には墓相として表れるのです。
このように目に見える「相」として表れたものから目に見えない「運」を探す学問が運命学です。
東洋運命学では表れた「相」が天地自然の法則に従っているのか、従っていないのか?で
吉凶を判断するのです。
「運」を良くするために、「相」を確認して「相」を整えることは大切なことです。
目に見えないものを変えることよりも目に見えるものを変えることの方が簡単で早いので
まずは、「相」を吉にすることで「運」を良くすることもできるのです。
また、「運」は潜在意識にも影響を及ぼします。
良い運(吉運)が働くと、潜在意識が活性化されプラス思考になり元気がでますが、
悪い運(悪運)が働くと、潜在意識にマイナスの力を及ぼして元気を失くしていきます。
逆に、やる気が出て元気な時は吉運があり、自信がなく不安な時は悪運があるのが
分かります。
幸運を引き寄せるためには、東洋運命学の基本を理解することが必須になってきます。