運気には先天運と後天運があります。
先天運は「宿命」、後天運は「運命」と言うこともできます。
先天運というのは、生まれ持った運気で自分の中にある運気といえます。
先天運は、生年月日や姓名などで判断します。
後天運というのは、影響を受ける運気で、自分の外にある運気といえます。
風水家相や印相などもそうですし、お守りや神社のお札なんかも後天運といえます。
また、付き合う人からも運気の影響を受けますし、使う言葉でも運気の影響があります。
方位や時も運気を持つので影響を受けます。
先天運が「自分ではどうする事も出来ないもの」で決まるのに対して、
後天運は「自分自身がどうするか」で決まります。
生まれ持った体質が「先天の運」とするならば、食養や気功は「後天の運」と言えます。
東洋医学では、生まれ持った気質を「先天の気」、食養や気功で得る気を「後天の気」と呼び、
その「先天の気」と「後天の気」を合わせて「元気」といいます。
運気も同じで、「先天の運」と「後天の運」を合わせて「現在の運」となります。
現在の運 = 先天運 + 後天運
先天運は「オギャー」と生まれた瞬間の先天の気によって運勢の土台が作られます。
先天運は、四柱推命や姓名判断などで運勢鑑定できます。
どのような人生を歩みやすいのか?
どの運気が生まれながらに強く、どの運気が生まれながらに弱いのかを判断できます。
生まれてからの人生の足跡(自分の選択や努力)が後天運になります。
先天運がどうであろうと自分の努力で道を切り開くことは可能です。
人の運勢はこの先天運と後天運が複雑に絡み合って成り立っているのです。