先天運を知り、それを活かすことが大切です。
先天運を知り活かす事は、体質を知り健康管理をしたり、
体格を知りそれを活かすことに似ています。
例えば、
生まれつき胃腸が悪かったとしても、胃腸に負担をかけない生活をすれば、
病気になりにくいですよね。
病気になる運気があっても、その病気にならないように生活習慣を改善すれば
病気になりにくくなります。
病気になる運があるから必ず病気になるというわけではありません。
逆に丈夫な体で生まれてきたとしても、その後の生活習慣が悪ければ、
病気になる運気がなくても、病気になることもあります。
良いところを伸ばすことも、良いところをダメにしてしまうことも、
弱いところを補うことも、鍛えることも、すべて自分しだいということです。
自分の生まれ持った先天運を変えることは難しいですが、
良いところをさらに伸ばすこと、弱いところを補い訓練することはできます。
そのためにも、まず、自分が生まれ持った先天運を知ることが大切です。
次に大切なことは、後天の運をつかみ、それを活かすことです。
後天の運をつかみ、それを活かす事は、
先天的な体質を知り、それに合わせた食養をしたり、体操をしたりして、
体質改善することに似ています。
もともと冷え性の体質だったとしても、体を温める食生活を心がけたり、
生姜をとるなど体を温める食養をしたり、健康茶を積極的に飲むなどすれば、
体が温まり、冷え性の症状があらわれなくなります。
自分が持っていない運気や凶運があったとしても、
それを補う、もしくは改善する運気を外からつかめばいいんです。
先天運の弱いところを補うことができます。
弱いところを学び訓練をすれば、その運気を鍛える事ができます。
すると、人生に現れる現象が変ってきます。
逆に素晴らしい運気や才能を持っていたとしても、
後天運が「凶」で運気・才能が生かされるのを邪魔していれば、
せっかくの運気や才能が表れにくくなります。
また、いくら才能があっても、その才能を活かす努力をしなければ、
開花しにくいものです。
健康な体で生まれても、食事や生活習慣が悪ければ、病気になるのと同じです。
食習慣や生活習慣は、自分しだいであるように、
後天運をつかむかどうかも、自分しだいです。
もっていない運気を鍛える努力をするかどうか、
生まれ持った才能を活かす努力をするかどうかも、自分しだいです。
生まれ持った才能を活かして、何をするのか、何処を目指すのかも、自分しだいです。
この部分があるので、まったく同じ姓名で、まったく同じ生年月日であったとしても、
まったく同じ人生になることはありません。
自分が生まれもった素材は選べないかもしれませんが、
その素材を使って、何を創るのかは、自由です。
そして、
同じ素材で同じレピシで同じ作り方で作っても、料理人の腕で味が違うように、
その人の考え方や価値観、創造性、人間性といった内容で、人生の質が変ります。
不幸になる生年月日はありません!!
四柱推命などを勉強している人の中には、
「この人は幸せにはなれない。」とか
「この人は短命だ。」といった事を、断言するかのように言う人がいます。
これは間違いです。
ハッキリ言えますが、不幸になる生年月日はありません。
財運があれば、出世運があれば、名誉運があれば、人は幸せでしょうか?
違います。
中国で発展した占いは、皇帝のための占いです。
ですから、皇帝としてふさわしい個性であれば「吉」で、
そうでないものを「凶」というニュアンスが強いのです。
なぜそういえるのか、詳しくは別の機会に説明したいと思いますが、
結論を言います。
全ての人は幸せになるために生まれてきています。
そして、
全ての人は幸せになれるように生まれています。
30年以上、人の運勢を見てきて、断言できる結論です。
そして、
生年月日や姓名には、その人の幸せになるための「ヒント」が
隠されているのです。
それを読み解くことが大切なんです。
先天運 + 後天運 = 現在の運
生まれ持った運と自分自身でつかむ運とが交わり、今現在の運となる。
先天運と後天運とが合わさって、今現在の私の運となります。
先天運で、つまり生まれ持った運で財運が弱くても、後天運で補えば、
財運がアップするということです。
逆に、先天運でいくら財運がよくても、後天運が「財が流れていく運」で
あれば、せっかくの財運も活かされず、お金がたまらないということになって
しまいます。
先天的な体質だけで健康が決まるのではなく、後天的な食養や生活習慣が
合わさって、今現在の健康状態が決まるのと同じです。
先天運を知り、それを生かすように、それを補うように、後天運をつかむ事が大切です。
先天運と後天運が合わさって、今現在の私の運となるんです。